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和気史郎

Shiro Wake drawn mysterious snd graceful world

戦争と結核

戦争と結核は
画家和気史郎の情念を
虚無と無常観の闇へ引きずり込む。

とりわけ滅びゆく
古寺の妖しさの虜となり、
古都風景を描くうち運命的に能と出会う
以来、能面画家として高い評価を得る。

絵画1

War and tuberculosis

War and tuberculosis
The feelings of painter Waki ​​Shiro
Drag into the darkness of emptiness and innocence.
Especially he became captivated by the mystery of the old temple,
Meet Noh fatefully while drawing ancient city scenery.
Since then, he has earned a reputation as a Noh painter.

「正気と狂気」間で

猟燭の炎が鬼火のように揺らめき、
アトリエに響くバッハのカンタータ。
キャンパスに迫る痩躯のうしろ姿は人を寄せ付けず
怒り狂う鬼とも夜叉の化身とも・・・・・。

写実・柚象・具象と画風を変えながら、魂の救済と安息を求め、
おぼろな月への階段をよろけながら上がっていく。

Sane and crazy artist

Bach’s cantata resonates in an atelier with only a candle flame.
The back view of drawing towards the campus is thin and has an atmosphere that keeps others away.
It looks like an angry demon or Yasha.
While changing the style of painting, imagery, concrete, and painting, seeking soul relief and rest,
Ascending the stairs to the rough moon.

寂しさに酒を飲み、寂しさに絵を描き、
それでもなお寂しくて酒を飲む。

和気 史郎

塩谷町玉生宿の古い商家の石蔵が美術館。
館内に足を踏み入れると、そこは幽玄の世界。
東京美術学校(現東京芸術大学)油絵科で安井曽太郎に学んだ和気史郎。
奈良・京都の雅にあこがれ大阪にアトリエを構え 1988年4月、62才で亡くなる迄 苔寺や能の世界を描きつづけた。

History

1925年  栃木県に生まれる
1952年  東京芸術大学(安井教室)卒
1957年  独立賞受賞
1959年  独立美術協会会員に推挙
1968年  日本洋画画壇展に招待出品、毎年各地で個展開催
1973年  安井賞候補展出品
1977年  写真家入江康吉と写描展
     NHK TV文化シリーズ”面(おもて)”に出演
1979年  東京、大阪、福岡、広島各地で個展開催
1988年  病没